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  2. 私たちの想いと使命

私たちの「お菓子の地域性を大事にしたい」想いと、
「ご満足いただける商品を全力で地域にお届けしていく」使命。

お菓子の文化継承者

過去から未来に続いていく、お菓子の文化継承者。

菓子問屋である私たちは、「文化継承」という重大な役割を担っています。お菓子も立派な日本食の一つ。普段から誰でも気軽に食べられる。そういう日常のお菓子こそ、私たちが扱う商品。お菓子たちはそれぞれに歴史があります。どれもが大事な存在です。菓子問屋がもしこの世からなくなると、現在まで残ってきたお菓子がなくなってしまいます。大げさな表現ですが、国民の大きな楽しみが減ってしまうでしょう。

人によってお菓子はこの世にあってもなくてもいいカテゴリーなのかもしれません。しかし、誰にとっても存在していたら嬉しいカテゴリーなのだと思うのです。私たちには確信を持って、なくてはならないものだと言い切れます。日本のお菓子は、これからも継承していくべき大事な文化。加えて、私たちが次の歴史をつくっていく役割りも担っています。愛される新しい商品を開発し、もっと人々のくらしを豊にする。そんな私たち菓子問屋の役割は、非常に重要なものだと考えます。

各地域の中小メーカー様の流れを繋ぐ役割。

丸高商会が商品を仕入れるメーカー様だけでも全国に約8千社あります。中には超大手のメーカー様もいますが、そのほとんどは各地域で頑張っている中小のメーカー様です。私たちはそうした全国の中小メーカー様の商品を品揃えし、消費者の皆様にお菓子を味わう楽しみを提供しています。目指すのは、国内のどこへ行っても同じお菓子なのではなく、「この地域にはこんな商品があるのか」と発見を感じてもらえる品揃えです。

卸売にも様々な会社があります。商社系の大手も存在しますし、私たちのような地域の卸売もいます。どちらが正しいという訳ではなく、それぞれに大事な役割があるのです。商社系の大手卸売は、やはり大きなメーカー様を相手に、太いパイプで大きな流れを起こします。私たちは大きな流れにも対応しますが、細かい流れをたくさん繋いでいく役割も担います。私たちのような地域の卸売は、全てのメーカー様に対応します。守備範囲は非常に広いのです。その広い守備範囲から、お客様に最適なコーディネートを実現します。

中小メーカー様の流れを繋ぐ
心からの「ありがとう」が大きな励み

心からの「ありがとう」が大きな励みに。

大手メーカー様は、自らセールスマンの役割も担います。つまり私たち卸売が機能しなくても、直接、小売業のバイヤー様と取引することも可能です。逆に地域で活躍する中小メーカー様ですと、そうはいきません。社長が工場長でもあり、セールスマンでもあり、配送するトラックの運転手と一人数役をこなすケースも少なくないためです。

ですから、私たちが中小メーカー様のセールスマンとなり、お客様に販売する。これが、私たち卸売の本分だと考えます。これは非常に手間のかかる仕事です。だからこそ、そのメーカー様や小売業様から「ありがとう」と言ってもらうことができるのです。それらの中には、一品しか製造してないメーカー様も多く存在します。その商品が作り続けられている理由は、愛してくれる消費者様がたくさん存在するからです。私たちは、その背景を大事にし続けていきたいと思います。

失敗をおそれず成功を目指し続ける姿勢が大切。

卸売は非常にクリエイティブな仕事です。時には思いきった提案も必要です。当然、成功ばかりという訳にはいきません。しかし失敗の中にこそ、次の大きな成功のヒントが見えることも多いのです。そしていろいろなバリエーションでチャレンジする姿勢は、お客様にも必ず伝わります。

「失敗を恐れて挑戦しない」の及び腰では、新しい局面が見えてきません。丸高商会では社員に「もし今回の提案でお客様が迷っている場合、失敗した時には全て丸高商会が責任を取ります。」と話していいと伝えています。常に攻めのスタンスで物事を考える営業マンは、お客様からの信頼も得られることを、私たちは経験から知っているのです。

だからといって失敗を繰り返す訳にはいきません。成功を追い求めた時こそ人は真剣に考えますし、そのための情報を掴もうと必死に努力もするのです。そこからお客様に信頼してもらえるというような良い循環が生まれます。結果、自分たちのノウハウが確実に増えていく。遊び心も加えながら、積極的に挑戦していくための環境が、丸高商会では整備されています。

成功を目指し続けるイメージ

弱点を冷静に分析し、大きな強みへ転換。

大きなポテンシャルを秘めながら、しかし世の中であまり知られていない商品がたくさんあります。その中の商品が爆発的に売れ、今では誰もが知る商品になったというケースは少なくありません。丸高商会が発掘した商品の中にも、そういう事例がたくさんありました。その時に得られる充実感は例えようもない程に大きいものです。大ヒットに繋がったことも嬉しいですし、その成功がさらなる展開を生み出すきっかけにもなります。

北関東は、やはり米菓が強いエリアです。例えば、ある地元メーカー様の美味しいお煎餅が認知度が低く、あまり売れていない状況があるとしたら、そこに私たちのノウハウが役立ちます。商品が売れない理由を探り、逆に大きな強みへと転換させるのです。美味しいけれど、「昔ながらのままで市場にマッチしていない」、「1袋あたりの量が多過ぎる」、「値段が高過ぎる」、「デザインが合わなかった」などの分析に基づき、しっかり改善していく。そうして大ヒットにつながった商品は、本当に数多くあります。丸高商会の考える商品開発は、一からつくるのではなく、細かな点の改善を組み合わせコーディネートしていくという意味合いが強いのです。

50年の歴史で得たノウハウとAIの融合が、圧倒的な提案力を生み出す。

AIの導入は今やどの業界でも当たり前の時代。丸高商会も積極的にAIの活用に挑戦します。特に力を入れて行くのは、ベテランセールスマンの知識・ノウハウのAI化。ベテランが長い経験の中で積み上げて来た「売れる売場作り」のノウハウを、AIと融合させることで、今まで想像することの出来なかった新しいお菓子売場が提案出来るようになることを目指しています。

ローコスト化に必須なのが、物流や効率化で活躍するAI。もちろん丸高商会でも効果的に活用し、研究を重ねています。私たちはそこに加え、AIを営業面で使いたいです。営業マンは、経験を重ね、日々成長し、やがて的確な判断ができるようになります。そこにAIを導入することで、今まで思いもよらなかった斬新で効果的な発想が生まれるかもしれないと思うのです。

丸高商会の内部では、実績を築きあげてきたベテラン営業マンがこぞって「そのようにAIを活用したら、非常に面白い流れができるかもしれない」と導入に積極的。新しいセオリーをつくり、さらにAIがディープラーニングを重ねることで、よりお客様に喜んでいただける展開を生み出せるものと考えます。それは人間側の視点にも良い影響を与えてくれるでしょうし、相乗効果でさらに可能性が広がっていくはずです。可能性は無限。強力な営業戦略の武器となってくれるに違いありません。

AIによって、新人や若手のセールスマンも、ベテランと同じノウハウを手にすることが出来るようになります。AIという新たな武器を持った強力な営業部隊が、これからの丸高商会の未来を作って行きます。

地域で活躍するプロフェッショナルが集結。

丸高商会は『グローカル・ユナイテッド・ホールディングス』という形で、現在、東北・北海道のメンバーと綿密な連携をとっています。グローカル・ユナイテッドの根底にあるのは「お菓子の地域性を大事にしていきたい」の想い。各地域で好まれる味を本当の意味で理解しているのは、やはりそれぞれの地元で活動する会社です。

そういう各地域の信頼できるメンバーが集まり活動の輪を広げることこそが『グローカル・ユナイテッド』の本質です。地域ごとの「この商品展開なら勝てる!」という確固たる自信をそれぞれが持っている訳ですから、日本全国で通用する展開が生まれるものと確信しています。「地域の味は地域に聞け」が『グローカル・ユナイテッド』の考え方。今後、連携するメンバーを全国に広げて、さまざまな地域でお客様に喜んでもらえる企業に成長してまいります。

お菓子売り場のトータルプランナー / 株式会社丸高商会

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茨城県石岡市柏原1-9

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